さとうの人

少年のさとうの人のレビュー・感想・評価

少年(1969年製作の映画)
4.0
当たり屋一家の少年が大人に翻弄されながらも生きる話

1番印象に残るのは少年の眼差し。子供にしか出せない無垢さと、どこか闇を抱えたような暗さ。他の子にはない瞳が作品の語りのほとんどを担っているのではないだろうか。

鑑賞後、座談会で少年の目の話題が出た時、
「少年の眼差しは大島渚の眼差しなのでは」
という意見も出た。瞳で語る大島渚。確かにそうかもしれない
さとうの人

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