内気な34歳のカトリック教徒、奔放な無神論者の女と友人の哲学教師、ミサで出会ったブロンドの女。パスカルの出生地クレルモンを舞台に、小さな街の小さな恋愛、雪、確率、宗教、哲学、しとしとと降り積もる時間…
>>続きを読むパスカルパスカルうるせえなの巻
エリック・ロメール「六つの教訓話」四作目
モノクロ
会話劇
かなりの割合を占めるこの会話劇が楽しめるかどうかが鍵です
ディベート的な言い合い、腹の探り合い
宗教観を…
主人公の採った選択は、平穏な人生を得たということで、賭けに勝ったということなのだろうが、でもなあ、そっちもあったのかなあと妄想を掻き立てさせる、偶然再会したモードの変わらぬ佇まいの絶妙さな〜。それを…
>>続きを読むこれに勝る撮影なしという意味でベスト、実は終盤ミスもあるが。人にペラペラめちゃくちゃなことを喋りまくったトランティニャンが、最後に聞かせてくれる優しいモノローグと、フランソワーズの笑顔に全部が救われ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エリックロメール“六つの教訓話”、第三弾。
頑なな信条や貞操は、時として女性の前ではかっこ悪かったり偽善として映ったりする。しかもそういうのは揺らぎやすくて脆いものでもある。だからこそ、彼がそん…
トランティニャンが亡くなった…。もうお願いだからみんな死なないでほしい。
トランティニャンの出演作はほんと大好きな作品が多い。特にベルトルッチ「暗殺の森」、コルブッチ「殺しが静かにやって来る」、ガ…