“東京物語”“彼岸花”に続き小津作品を観て思うんだが、どこか異次元の様な白々しい?世界なのに、日常にフツーにある普遍のテーマ。家族、人間関係の話。
今回は和装の母と洋装の娘。嫁に行く行かない云々。あ、うちにも娘2人いるな。まだ先だが…
白々しい…って何だか悪い表現だけど、違う!みんな姿勢が良くって、清々しい。だらしない人なし。ガサツな感じゼロ!女性はどこか口元に笑みをたたえている。昭和のキレイな感じっていうのかな。それでイイ。
今ならセクハラ?法要の席で故人の娘に「結婚しないの?」と聞くおっちゃん達。縁談話を、と意気込む。勝手だな〜
おっちゃん達の奥さん連中が1番勢いあり、鋭いご指摘が面白い。