母娘愛がテーマ。母は偉大だった。
小津安二郎作品は初めて観た。カメラがかなり低いところにあるのと、会話の場面で人物の真正面からの映像が多いのがなんとなく独特だなと思う。角度と奥行きが美しい。時代背景…
『晩春』で片親の父に結婚を心配される娘を演じた原節子が、今度は自身が片親として娘の結婚の心配をする役回りを演じているというのが良い。
結婚式前の写真撮影のシーンで、原節子は写真に収まる司葉子をただ見…
何年か振りに小津映画を見ました。初めて、小津映画っておしゃれなんだ、と思いました。カラー作品なのが大きいと思うんですが、なんで今までそのことに気づかなかったんだろうと。映ってるもの、映ってる人、映し…
>>続きを読むこれにて一旦は個人的小津作品特集も一区切り。締め括りは『彼岸花』同様に里見弴原作である『秋日和』をチョイス。
それにしても、本作は北竜二がやたら可笑しい。後半なんか顔が出てくるたびに噴き出してしま…
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