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私は「うつ依存症」の女のmegfairyのレビュー・感想・評価

私は「うつ依存症」の女(2001年製作の映画)
3.6
クリスティーナリッチの妖艶さが際立つ作品。
クリスティーナリッチは基本精神的に病んでる役が多いなぁw
病んでるほうが美しさを際立たせてるようなのは、気のせい?

テーマ音楽がほんといい。最高。
どんよりしてるのに、爽やかなの。
ワカメのように漂う鬱の感じを表してる。

この、「周りが自分を変人扱いして、崖から落ちていくように、
自分も周りを信じられなくなっていって、責めるようになり、
周りからも孤立して、信用をどんどんなくしていく感じ」

がうまく描かれていて、うつを経験してるわたしはすごく共感した。

見てて痛かったなぁ。


本人もどうしようもないくらい、愛が欲しくて、恋人に愛を求めて、試し続けてしまう。

精神的に病んでる痛い感じを、彼女はうまく演じていた。


だけど邦題が好きじゃない。
ダサすぎるだろw

いまやアメリカはうつなんて当たり前で、じゃあプロザックをとれば?なんて普通に言ってる。
だから原題の「Prozac Nation」はピッタリなんだ。
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