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アポロ13のislandのレビュー・感想・評価

アポロ13(1995年製作の映画)
3.5
ハラハラドキドキする作品です。宇宙ものの作品は、ゼログラビティやインターステラー、オデッセイ、アルマゲドンなどフィクションの作品しか見たことがありませんでした。本作は実話というのは知ってましたが、結末や経過は詳しく知らなかったためフィクションとは違うドキドキがしました。

代用部品の検討や、作業手順の模索など、個々の話が実話なのかはわかりませんが、とてもリアリティがあって面白かったです。地球にある同一品を使って解決法を模索するのは、他の映画でも見たことありますがここから来てるのでしょうか?

管制室でメンバーが口々に報告や意見をしてわちゃわちゃする様子はリアリティがありました。

アポロ計画自体、国威発揚という目標を果たしたもう終えてはという意見が大きくなっているという背景は描かれますが、宇宙探索の科学的な意義のようなものは一度も?触れられていないのが印象的でした。

アメリカや人類の月や宇宙探索の応援も否定も強くしすぎずに、その時その場にいた人たちを主人公に淡々と事故と対処を描くというのが製作方針だったのかなと思いました。
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