おなべ

悪魔のいけにえのおなべのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)
3.8
《トビー・フーパー》監督作品、サイコスリラーの最高傑作と呼び声高い名作中の名作。低予算ながら物語の構成と演出がしっかりしている為、それだけで十分恐怖を味わわせて頂きました。次期今作の続編(序章?)となる『レザーフェイス』の公開を控えており期待に胸を膨らませています。

何となくステレオタイプに物語が進むと思ってたけど、自分の予想に反して二転三転しながら予測不能な展開にハラハラしつつ、グロテスクな演出に加え予想を遥かに超えるクレイジーッぷりがとても良かったです。それと役者の演技、特に中盤にメインパーソンとなる女性の〔恐れ慄き逃げ惑う演技〕が素晴らしかったです。まるで『シャイニング』の《シェリー・デュヴァル》のような迫真の演技でした。

最近耐性がついたせいかグロテスクなシーンをピントを外さなくても完全に観れるようになってきました。痛みを伴う人間の本質的・動物的本能を擽ぐるような映像だから逆に見入ってしまうのかな…どうでもいいか。


【以下ネタバレ】


◉レザーフェイスの持久力が凄すぎて不気味でした🧟‍♂️ そして、まさかのグルという展開…恐ろしいわ。
おなべ

おなべ