リュウセイ

1999年の夏休みのリュウセイのネタバレレビュー・内容・結末

1999年の夏休み(1988年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、少年同士の愛憎劇を少女に演じさせるところに、金子修介監督の耽美的な作品を描こう姿勢が見れます。それは、森と湖に閉ざされた寄宿舎、透明感が溢れるピアノのメロディー、湖の波紋ひとつの画を取っても、監督のこの世界観への拘りをひしひしと感じます。また、エンドロールを見て、出演者に声優陣が吹き替えてることを知って、本編で感じていた空気感に合点がいきました。この予想外の演出には参りました。
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