このレビューはネタバレを含みます
善玉、悪玉、卑劣漢
ただ、善玉も完全なる善ではなく、卑劣漢も憎めない部分がある。
さんざん人を殺してきたブロンディとトゥーコが、南北戦争で橋を爆破することで結果的に兵士たちの犬死を阻止しようとするところ。それでも戦争は終わらず、結局兵士たちは殺しあう。
最後に墓に向かうシーンが印象的。カメラがクレーンであがっていき、どこまでも続く墓標が見えてくる。
結局いろんなやつがいても、最後はだれも墓に向かっているようで、、。
最後の決闘のシーンは素晴らしい。目線、手のインサート、ヒキ、アングルと編集のお手本のような素晴らしいたたみかけで今見てもしびれる。