つるみん

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗のつるみんのレビュー・感想・評価

4.0
3月8日公開の『サッドヒルを掘り起こせ』を観るために再観賞。
『夕陽のガンマン』含め、内容自体ほぼ覚えてない状態だったので、これを機に観る事が出来て嬉しい。

セルジオ・レオーネによるマカロニウエスタンのドル箱3部作。最終章にして最高傑作といわれる作品。
善玉イーストウッド、悪玉リー・ヴァン・クリーフの渋さに加え、卑劣漢イーライ・ウォラックの存在が本作を面白くしている。この3人のアンバランスな関係が西部劇の格好良さはもちろんコメディとしても成立する西部劇として成り立っていた。
さらに本作では南北戦争を背景とした描写が登場し、西部劇では観られぬ大迫力の爆発シーン等、純100%の西部劇ではないのが特徴。

もちろんラストの三つ巴の決闘は最後の最後まで痺れるし、モリコーネの音楽はこの作品に欠かせない存在。前回観た時よりも数倍楽しめたので、『サッドヒルを掘り起こせ』が更に楽しみになってきた。
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