続・夕陽のガンマン/地獄の決斗の作品情報・感想・評価

「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」に投稿された感想・評価

553

553の感想・評価

4.2
英題:The Good.the Bad and the Ugly.

登場する3役について、
字幕版では『善玉』『悪玉』『卑劣漢』
日本語吹き替え版では『良い人』『悪い奴』『汚ねぇ奴』
と訳されています。なんだか間抜けで面白い。笑

マカロニウェスタンとされる本作。
泥と汗と脂にまみれて汚い風貌だけど渋くて魅力溢れる無法者3人が、隠された金貨を巡り互いを出し抜き時に協力し合い、少ない会話劇でゆっくりと物語が進みます。
銃による決闘シーンは緊張感があって良かった!

若い頃のクリント・イーストウッドが男前。
ずっとしてるくわえタバコが良い。
リー・ヴァン・クリーフの色気のある瞳も最高でした!

効果音?BGMで多用されているコヨーテの遠吠えみたいな音が好き。
tak

takの感想・評価

4.0
#「キル・ビル」のルーツを探せ
(その26)

 この映画のラスト、主人公三人の決闘シーンは何度観ても緊張するし引き込まれる。クローズアップして、最後はシネマスコープの画面いっぱいに両目のアップ。アメリカ映画の西部劇ならサッと片づけて終わりそうなところを、ひたすら観客をじらし続ける演出。このじらされ方が観ている側にマゾ的(?)快感を与えてくれる。タランティーノ監督は本作について「こんな映画が撮れたら監督を辞めてもいい」とまで言う。ラストの三すくみなんて「レザボア・ドッグス」にも出てくるアイディアだから、この映画が”タランティーノが最も好きな映画”という報道もまんざら嘘ではなさそうだ。

 「夕陽のガンマン」とは全く関係のない別のお話だが、こんなタイトルの付き方は当時じゃあったりまえのこと。こちらは南北戦争を背景に、賞金稼ぎたちがだましだまされる様を描いた大長編となっている。むかーし「ゴールデン洋画劇場」で観て以来だったのを今回観なおしたのだが、覚えていない場面の連続にあれはいったい何分カットされていたのか?と思う。最初にも書いたラストの息詰まる決闘シーンもすごいけれど、橋をめぐる北軍と南軍の攻防を描くエピソードも印象的だ。戦争の愚かさを感じずにはいられない。またイーストウッドとウォラックが交わす会話も実に気が利いていてかっこいい。もちろんエンニオ・モリコーネの音楽は最高!

 「キル・ビル」という映画は日本映画やカンフー映画へのオマージュであると同時に、マカロニ・ウエスタンへのオマージュでもある。「vol.2」の脚本で、エルとブライドがにらみ合う場面には、「セルジオ・レオーネ風のカットで」とト書がつけられている。荒野を泥だらけになって歩くブライドの姿は、この映画の砂漠をひたすら歩かされるイーストウッドの姿の様だ。悪役リー・ヴァン・クリーフが男を家族の前で殺す場面だって、「vol.1」最初の犠牲者ヴァニータが娘の前で殺されることに通ずるではないか。さらにこの場面の音楽は「vol.2」で引用している。多大な影響を与えた映画であることは間違いない。オマージュをパクリと言うなかれ。そこにオリジナルへの尊敬の念が込められていることを忘れてはならない。これは愛情の表現なのだ。
サッドヒルのシーン。定期的に見てテンション上げてます
Max

Maxの感想・評価

3.9
今回は20万ドルをめぐる争い。

賞金稼ぎとかは関係なし。

互いに情報を持ち合う。

「汚ねえ奴」が面白かった。

コメディっぽいところもあります。

南北戦争も少し絡んでくる。
だぶ

だぶの感想・評価

3.0
悪いやつと卑怯なやつと良いやつが墓の金を狙う映画

袋破っちゃったら運ぶの大変だと思うんです
KaWaKeN

KaWaKeNの感想・評価

4.3
いやもうお見事としか言いようのない映画の技法が詰まってた
モリコーネの音楽を挿入するタイミング、かなり工夫が凝らされてる。顔の極端なクロースアップショットが印象的
結局西部では良い奴悪い奴という区別じゃなくてみんな無法者だ!
イーストウッドもリーさんも渋すぎん?かっこよすぎん???
tomato

tomatoの感想・評価

4.6
「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」

善玉・悪玉・卑怯者
この3人が、金貨の山を巡って騙し合ったり手を組んだりという内容

どのおじさまもキャラが濃くて笑える
うわぁ!
ってぐらいの顔のドアップ(汚い)
え?これは字幕・吹替え
ってぐらいの言葉無さ
どうした?ってぐらいのおじさまの
はしゃぎっぷり(可愛い)

とりあえず、見所満載
とにかくこの時代
ここまでの映画を良く撮れたなぁって思う
エンニオ・モリコーネの音楽
「アエアエア~!」が頭から離れない
観れて良かった☺︎
今回は奪った大金を巡って“二匹狼”と“一匹狼”の合計三匹の狼の闘い・・・あぁ、面倒くさい
三人の駆け引きは下手なコメディよりオモロ
おっさんが墓を走り回ってるだけ。
それも金貨を求めて。
なのになぜこんなにも美しく神々しいのか。
モリコーネの音楽の無駄遣いっぷりがこの映画の真骨頂であるのは間違いない。
ドラマ性よりもはるかに上回る音楽。
そして何と言っても今や聖地となったサッドヒル。
なんて人間はちっぽけなんだ。
そんな気にさせられて深く感動してしまうのである。
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