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恋の手ほどきのSONIAのレビュー・感想・評価

恋の手ほどき(1958年製作の映画)
3.2
冒頭から少女はこの世の宝、若い女はいい、結婚できないのは敗者、と今ならフェミ的にアウトという歌から始まる。

ストーリーはさほど面白くない。ふた昔前の少女漫画のストーリーのよう。奥手でお転婆(死語)の少女がお金持ちのプレイボーイとの恋物語。のわりには申し訳ないが男性があまり魅力的でない。

叔母さまは花嫁修行というか、レディになるためのお行儀作法で社交会で素敵な王子様をゲットさせようとする。少女はやがて恋を知り少女から女性になっていく。

お金は持っているものの女癖悪そうな男でいいのか、母親が声しか出演しないのはなぜ?父の存在は?そもそもガストンとジジの家との関係は?ガストンてロリじゃね?いつ恋の手ほどきされたのか?とかストーリーに謎はたくさんある。

ただこの映画の良かったところは登場人物の衣装や小物、装飾、セットなどが凄く凝っていて美しいところ。登場人物よりも周りに目がいってしまった。
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