えるる

大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]のえるるのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

柴門ふみさんの大奥は全巻もってます。
綱吉編は原作では結構短く終わっているところになります。

赤疱瘡という若い男性しかかからない病が流行り、徳川の血を残すために将軍職を女に継がせることになった世界。大奥ももちろん若い男達が御台所として取り入れられるか、妾として取り入れられるかの成り上がりの世界。

ただでさえ男狂い扱いされて重臣の家でバレバレで体を重ね、そこ家族を苦しめまくっているが、本当に好きな人で亡くした後は男で埋める。
堺雅人は策略で大奥取締役の座を獲得。お世継ぎ争いにも関わるが、どの男もできず。
綱吉が一人娘の姫を亡くし次の世継ぎを生まなければならないのでまた男を抱きまくる。でもプレッシャー凄いと思う。将軍職徳川の5代目で世継ぎがいなければ、また天下取り戦争になる可能性もあるし。生類哀れみの刑は死罪じゃなくて懲役3年位でやってもいいと思う。

ニノの吉宗編が原作も映画も良かったので少し物足りないです。しかもこっちの方が男女共に衣装も地味な感じです。堺さんと菅野さんの結婚を知らなかった。私としてはここのレビュー読んでえ?そうなの?ってなりました。映画の中も現実でもお似合いです。時代劇好きな方で史実通りじゃなくても楽しめるって方にはお勧めします。
ファンタジーみたいな時代劇です。
えるる

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