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花と龍のmhのレビュー・感想・評価

花と龍(1965年製作の映画)
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ドラマ版含め計十回も映像化された小説が原作。その東映版その1。(東映版その2は高倉健)
尾崎士郎「人生劇場」が流行ったのと同じ文脈で、火野葦平はその労働者版といったおもむきなのかな? 前者は読んでるけど、後者は未読。
ボーシン(現場監督)、ゴンゾウ(沖仲仕)といった耳慣れない言葉が出てくる。港湾労働者をアンコって呼ぶのは、やくざ映画でよくあったけど、この映画にアンコの呼称は出てこなかった。
あまりひねりのない展開なんだけど、身を乗り出して楽しく見た。
けっこう面白い。
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