2014/3/13鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ビリー・ワイルダー作品の中では比較的地味な存在。彼の映画ではおなじみのディーン・マーティンが99%本人役で登場(しかもカメオではなく主役w)し、彼に取り込もうとする作曲家とその妻、そして妻を取られまいとあてがった代役の4人が繰り広げる、かなり猥雑でドタバタなコメディ。ディーンが本当に素もこうなのではなかろうか?と思うほどにやる気満々(笑)の演技をしているし、「めまい」の時とは全然違うキム・ノヴァクの妖艶さも味わえる...が、ガチャガチャと忙しすぎてストーリーが寸断され、通しで印象に残らないのも確か。