ぬーたん

セルラーのぬーたんのレビュー・感想・評価

セルラー(2004年製作の映画)
3.7
観た事あってどうなるか知ってるのにハラハラ楽しめた。前置きなしでいきなり誘拐されちゃうし、ノンストップで勢いよく進んで行くからあっという間に95分。飽きない。
誘拐される美人ジェシカは高校教師。キム・ベイシンガー。50歳のキムが色っぽさ全開。半開きの唇がワナワナと震えて…そう何と言っても『ナインハーフ』でびっくらこいたあのエロさ、健在。当時は30歳の女盛り、お相手はミッキー・ロークだ。ボクサーになり殴られ整形し、今や見る影も無くなったが、若い頃は甘いマスクのイケメンだったんよ。あの2人のシーンに皆コーフンしたよね~(^^;このジェシカ、電話の配線も詳しいし、誘拐犯に対する攻撃に車突っ込みなど、火事場の馬鹿力以上の強さで、ムキムキ犯人たちもタジタジだ。色気が武器かと思えばそういうことは一切なしで、知恵と勇気で戦うところがいい。
誘拐したグループのリーダーのイーサンはジェイソン・ステイサム。え?2004年の映画だよね?30代だよね?なーんも変わってない😅ハゲ具合といい、お顔の艶といい、体型と言い、未だにキープ!ってことね。まあもちろん少しは若いけど。悪役だけどちっとも怖くない。むしろ可愛い感じ。
セルラーというタイトル通り、唯一の通信手段はこっそりと掛けてる携帯電話。それも壊された電話を細工したもの。携帯も、古っ!で平成人間には多分何じゃこれ?のモノ。
この電話で繋がったのがライアンという青年。クリス・エヴァンス。キャー、若いっ!22歳位。もう新鮮そのもの🤤183㎝、ややひ弱な身体だが、見知らぬ熟女とその息子を救うため、命懸けで闘う!役はもう既に正義の味方、キャプテン!よ。パチパチ👏
とぼけた警官にウィリアム・メイシー。こういう役はぴったりで本当に上手い。やっつけ仕事で毎日を過ごし、定年後の仕事のために、奥さんと試しに緑色のパックをしたりのらりくらりと過ごしている、パックの顔が面白い。しかし、正義の味方がここにも居たよ、見かけによらずカッコいい役!
キャプテンの彼女はジェシカ・ビール。若い。同い年。
そして車を取られる弁護士。リック・ホフマン。『SUITS/スーツ』でコメディ部門俳優。好き。スーツは既にシーズン2で飽きたが、この方の面白さとメーガン(今やメーガン妃→サセックス公爵夫人となった)の露出度高い美しいプロポーションが魅力で観続けたと言っても良いくらい。ドラマは良く出てるけど映画はあまりないから、嬉しかった。
色々と都合良過ぎるけど、なかなか良く出来た展開と、最後の見せ場も良かった。そしてようやく顔を合わせたセリフもお洒落。
エンドクレジットは携帯の画面で。これまた洒落てるじゃないの。
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