ろ

ストリート・オブ・ファイヤーのろのレビュー・感想・評価

5.0

Tonight is what it means to be young
Before you know it, it's gone


きょうはデフォーさん、63歳のお誕生日!おめでとうございます!
ということで、リバイバル上映中の「ストリートオブファイヤー」みてきました~!ひゅ~!

裸×エプロンならぬ、裸×レンコン掘りのときに着用するズボンという独特ファッションで観客を魅了する若きデフォーさん。その白すぎる肌とグレムリンのような不敵な笑みは一度見たら忘れられないほど強烈!終始眠そうなパレさんと対照的(笑)、ぎらついたギャングのリーダーを好演されています!



母の青春時代・思い出の一本「ストリートオブファイヤー」、いままで断片的にしか観たことがありませんでした。
リバイバルを知ったのは1ヶ月前。
母と観に行くのがたのしみで、フライヤーをもらったり公式サイトを訪ねたり。
前日、ワクワクが止まらなくなった母はYouTubeでコンサートシーンを検索しちゃったそう(笑)「どんだけ好きやねん!笑」とツッコんでいたわたしも、映画がはじまると見事に大ハマリしてしまいました(笑)

初見にもかかわらず、あまりのカッコよさに冒頭わずか1分で目頭が熱くなる異例の事態(笑)
人気ロック歌手のヒロイン・エレンのコンサートがはじまると、手拍子&声援を送りたくなる衝動に駆られる…!(おいおい、なんだこの興奮は…いままで観た映画では味わったことがないぞ…)とパニックになるぐらい、スクリーンの中の観客たちと一体化してしまいました。


わたしがすきなのは、主役トムの相棒になるマッコイ。
なんと、陸軍の女兵士なの!
男より男らしい粋なセリフの数々に痺れながらも、軍に入隊したのは失恋がきっかけだなんて、ちょっぴり女性らしいエピソードにググッと心を掴まれてしまいました。

そんな彼女とエレンのマネージャー・ビリーがエレベーターで話すシーン。
元恋人同士トムとエレンが二人っきりで話しているもんだからビリーはヤキモキ。「ふたり、なに話しているんだろう。おれのこと話してるのかな」としつこく聞いてくる(うるさい)ビリーを適当にあしらうマッコイが、もう最高すぎる!(ちなみにビリーを演じているのはリックモラニス!)


ギャングにさらわれたエレンを救出、トムとマッコイはギャングのアジトを派手に襲撃するんですね。
燃え盛るアジトをバックに、デフォーさん優雅に登場。決闘を申し込んできます。
…いやいや、銃持っとるんやったら今すぐ殺さんのかい!というツッコミはいったん飲み込んで(笑)ギャングなのにすごい律儀やん…!というナゾの感動さえ湧いてきます。
一番盛り上がる決闘シーンもまさかのサシで殴り合い!
熱狂するギャラリーも、なんだかウエスタンな雰囲気。
「よっしゃ、いけいけー!」と、わたしも心の中で叫んでいました(笑)


全編ロック調の音楽が流れ、靴音やタイヤ交換の音さえも、すっかり映画の一員。
ただパレさんの登場シーンのみカントリー調の音楽がかかるんですよね、もう粋だなァと、かなり胸アツでした。

ロック×西部劇、ニュースタイルの温故知新ムービーは衝撃的なカッコよさ。
リバイバルがおわる前に、もう一度足を運びたいです!!!
ろ