まゆぼー

ストリート・オブ・ファイヤーのまゆぼーのレビュー・感想・評価

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久しぶりに、ってか34年ぶり(!)に劇場鑑賞。
公開当時からストーリーも古くさいし、なんだかガチャガチャした映画だったけど、実はけっこう好きだった。平成最後のいま観ると、日活映画みたいなベタな展開もなかなかチャーミングに感じられる(韓国映画のおかげかも。マイケル・パレの役は、チョン・ウソンとか韓国の細マッチョ俳優がやるとピッタリ)。これどうなんだ? って感じだった微妙にダサい衣装(マイケル・パレの肌着+サスペンダーとか、ウィレム・デフォーの黒革の裸オーバーオールとか、ダイアン・レインの赤いスパッツとか)も、ひと回りして悪くなくなった。
そして何よりライヴシーン。「Nowhere Fast」と「Tonight Is What It Means To Be Young(邦題は「今夜は青春」ですよ!)」をちゃんとフルコーラスで聴かせるのが最高だった。たたみかけるようにどんどん展開していくメロディーが、80年代っぽいんだよね。入口でサントラ売ってったから買っちゃった。10曲入りで、先の2曲が1曲目と6曲目に入っているのがLP時代を感じさせる。「B面の1曲目」というポジションがあったんだよね~(しみじみ)。
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