このレビューはネタバレを含みます
誰が悪いとか、娘が最後誰を選ぶかとか
そこには焦点をあてず人間ってどうしようもないな、って思わされる映画でした。
怒りやプライド、お金、宗教が絡んできてどんどん良くない方向に進んでいって、人間関係がズタズタになって行く。みんなそんなつもりはなかったとしても。無自覚に自己欺瞞。
そして視聴者にも巧妙な視線をとらせていて、金は盗まれたと思わされていたが結局妻がピアノ運ぶのに渡していたとか、
思い込みが、目の前にある真実から観る者の視線を逸させる。
ちょっとした嘘や疑いがよくないんすわ。
正直になんでも話べきですね。
でも裁判所で話すのは違う。
イスラム教?の法では神が絡んできてややこしくなる。杜撰だ。