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別離のMUAのレビュー・感想・評価

別離(2011年製作の映画)
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記録。
リアリティを伴った痛みのある映画。だけどその痛みも家族や大切な人への愛のために繋がっていて、狭い選択肢の中で彼らが最低限マシな方だと思う未来を都度選んでいるような・・そんな生き方の映画と言う印象。
主人公だった彼らが再び「他者/その他」に変わったようなラストシーンが良い。
こういう人生はあまりにもありふれているんだろう、しかし映画だからこそまだかろうじて目をしっかり向けて観る事が出来るだけで、現実はもっと苦しい事もあるんだろうなと。
あまりこういう社会にしっかりと足をつけて作られたような作品を観る事が無いのでうまく感想をまとめる事が出来ないが、複雑な気持ちを持ったのは確かでした。(無評価)
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