あなたを守るため 一緒に居るためってついた嘘は 結局誰のための嘘だったのか
ひととひとの諍いを 正しく判断するのには無理があるよな 子どもの喧嘩と何ら変わらない
認知症の父の身体を洗いながら涙…
それぞれの歯車の掛け違い。
当事者と周りの関係者による目線の目違い。
宗教や資本主義による台詞がちょこちょこ挟まる、主人の職業も銀行員という明らかに意図した設定ということもあって根本の原因は資本主義…
コーランというのは、近代化した(世俗化した)人間の良心を問い直す装置としても機能するのである。
『別離』『セールスマン』『誰もがそれを知っている』、ファハルディ監督作品の特徴をあげるなら、悲劇に対…
このレビューはネタバレを含みます
ハネケがカルト・ブランシュで選出していて、たしかに彼が好みそうな要素で溢れていた。
人種、宗教、性差の問題。老年介護と家庭の不和、犠牲になる子どもたち。
これらが渾然一体となっていて、どれかひとつ…
極力無駄を配した演出、構成がとても好みでした。
音楽も一回も無かった?
自分の馴染みのない地域の物語に触れると、その世界でベースに走っている宗教や倫理観が肌で感じられるのがほんとに面白い。
そ…
徹底された排他的な演出。険悪な雰囲気が流れるたび扉を閉め切り娘を部屋の外へ締め出す。自分もナデルとその相手との殺伐とした空間に置かれているかのような感覚と同時に会話に参加することを許されず、部屋越し…
>>続きを読む毒親だしどんどん胸糞展開になっていってぐわ〜嫌な感じと思ってたら車内の娘の鋭い指摘で一気にサスペンス展開に。
と思ったら真実も胸糞やないか〜〜い。
特に妊婦の女本当に全部全部自分勝手で全くもって…
© 2009 Asghar Farhadi