このレビューはネタバレを含みます
コールガールドキュメント、6、7発
監督「不良番長」野田幸男。
音楽「仁義なき戦い」の八木正夫。
ナレーター、「ルパン三世」の山田康夫。
多分日本で私ぐらいしか、レビューしないだろうな、こんな作品
わざわざビデオ屋の2016年だっつーのに
背伸びしていや、椅子にのらんととれーてば!っていう棚位置にあるビデオを
わざわざ借りて見てみたレビュー。
東映鬼レアビデオ鑑賞しました。記憶記録に抹殺されそうなチリ価値のようなソフトですが、
野田幸男監督のポルノティック東映版は、いかがなものか、重箱掃除鑑賞です。
何気にジャジーで、ダンサブルな音楽は、さすが八木さん。随所にナイス。
そして「GDP何円のにっぽん」をやたら押す山田ルパン康夫さんの言わされ感満載のナレーション、実録風にかぶせます。
われわれ取材班は、外国人、コールガールを追います
見たいなルポ風盗撮6、7連発な映画でしたね。
まあやらせだと思います。
ナンパ風ドキュメント極めてわかりづらいナンパ風景と割と短めな絡みを
数珠つなぎに
場所かえ
路上から
ホテルから
ディスコから
秘密倶楽部から
みたいな盗撮もの。あいまあいまに
「わかもののぉ、フリーセックスってどうおもいますか?」
「がいじんのコールガールが稼いでること知ってますか?」
「あなたにとってセックスってなんですか?」
みたいな水着お姉様の尺かせぎ海岸外人インタビューをはさみつつあります。直球すぎて笑えます。かつ
そのインタビューいる!ってつっこんでました。また落語家の馬風師匠かな?コメディアンの方が外人さんにオモしろインタビューしてました。
ラストは、ひとりのコールガールがたんまり稼いで
日本を脱出する飛行場、飛行機をうつすという
若手自主映画のおわりのようなぶつ切り切腹エンディングで
当時の東映ポルノの歴史をかいまみたしだいでありました。
毒にしかならない、たまにするなら、こんなチリレビューでございました。