松浦義英

ドラえもん のび太の恐竜の松浦義英のレビュー・感想・評価

ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)
3.5
急にドラえもんの映画が見たくなって、まだ観てなかった作品を。
オープニングの『しゅみの日曜農業セット』子供の頃憧れたんだよなあ。
家にいながら外出できるのは魅力的だもん(笑)
これだと決めたら山を採掘に行くのび太は大人になって観るとカッコいい。

ドラえもんの保護者感がとても強いなあと。
『あたたかくみまもっている』っていうのドラえもんにピッタリだよなあ。
一作目の映画としてはちゃんと教育アニメしてて偉い。

ピー助が産まれたのを見て驚くドラえもんが可愛い。
風邪ひいたのび太を見舞うピー助ええやつや…友情いいなあ。
ジャイアンが桃太郎のおじいさんになってる(笑)
ピー助の大きい時の声びっくりする(笑)でも小さい頃の声は可愛いよね。

タイムマシンチェイスとは新しい(笑)
今とは違うタイムマシンの背景に新鮮味が。
のび太はすごく優しいんだよなあ。別れに涙を流せるのは素晴らしい。

砂漠でのバギーチェイスは『マッドマックス』にヒントを得た気がする。
ドラえもんとのび太だけが捕まらずに協力して孤軍奮闘するのって最高だな。
ちゃんと『ドラえもん』してる。

タイムパトロールが優秀過ぎてカッコいい。
「目標、二十世紀の東京、野比家!」
ピンポイントすぎるけど、子供にはその方が伝わるよね(笑)

「スネ夫、宿題見せろよな」
最後までジャイアンはジャイアンだった(笑)

エンドクレジットはドラえもんの道具がたくさん。
子供家アニメだからな、最後まで楽しませようっていうのが素晴らしい。
…ウマタケ、原作で結構好きな道具だった(笑)
松浦義英

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