キャサリン子

キャスト・アウェイのキャサリン子のレビュー・感想・評価

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)
3.8
チャックはフェデックスに勤めるシステム・エンジニア。
ある日、彼の乗った飛行機が太平洋のド真ん中で墜落。
奇跡的に一命は取り留めたものの、彼が流れ着いた先は誰もいない無人島だった……。
無人島に取り残された男の四年に及ぶ孤独な戦いの姿を描く。


チャックが気の毒過ぎて、観てるのがしんどかった(泣)
バレーボールをウィルソンと名付け、話しかけたり時々喧嘩(?)したり、
火を起こそうとして怪我して「イテェェェェ(泣)!!」ってなったり、
虫歯が痛すぎて自分で引っこ抜いたり、
ココナッツの実でチマチマ水分補給したり…
やってることが全て不憫で、同情せずにはいられなかった。
恋人の写真を何度も何度も眺めては見せる寂しそうな目に、胸が痛みました。


ウィルソンとのお別れのシーン。
子どものように泣きじゃくるチャックの姿に、今までウィルソンがどれほどチャックの精神的な支えになっていたのかを悟りました。
彼(?)がいなければ、生きる気力を失いとっくに死んでいたか、廃人のようになっていたでしょう。

4年もの間離れ離れになっていた恋人について語った「無人島ではいつもそばにいてくれた」のセリフが頭から離れません。



「ターミナル」でも思いましたが、トム・ハンクスは不運な男の役が似合いますね(笑)
教えてくれたちっちたん、見応えあったよ!!
今回も、良作をありがとう〜!!
キャサリン子

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