MARUKO

キャスト・アウェイのMARUKOのレビュー・感想・評価

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)
4.8
あのシーンの立ち方のそれが完璧なんよ笑笑。
そしてまさかバレーボールに感動するとは思わなかったよ。

流石にこのストーリーは、予想の斜め上だった。
今まで見たトムハンクスでナンバーワン。役作りもの凄い。
終始圧巻の映像だった。

人生、潮の流れに身を任せて。
あんなに時間が足りなかったのに、本当は死ぬほど長い。
あんなに長かった1日なのに、再び"生き方"が見えた途端、タイムリミットに追われる。

目印がないと、終わりが見えない。
目印を立てると、終わりができる。

人間が時間に追われているのは、時間に追われるべくして追われてる。
人間だからこそ時間に追われる。

生きる目印をどこに置くのか。
動物のように特別な目的なく、命だけを追い求めて潮に身を任せ切るのも、それはそれで本来はいい。時間に追われない。
ただ人間として生まれたからには、自分で舵切って、潮の力を借りるくらいで生きていく。

p.s.FedExこれ許したんだ。
って思ったけど、なるほどこれはイメージアップにつながりそうだ笑。
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