チャックはフェデックスに勤めるシステムエンジニア
ある日、彼の乗った飛行機が太平洋上で墜落
奇跡的に一命は取り留めたものの、彼が流れ着いた先は誰もいない無人島だった
キャストアウェイしてからの無人島での孤独な生活
助けは当分来ないと悟ってからの、石器作りや火おこし、埋葬などのシーンは見応えあり
基本的に彼の根本が明るく、また逞しかったので絶望など感じずいつか助かるだろうなぁと思わせてくれるなんだか勇気の湧いてくる前半
そしてまさかの4年経過
意外と4年後からがミソで、サバイバーとしての成長ぷりやタプタプしていた身体が痩せこけている姿から苛酷な時を過ごしたことを感じさせる
1番の山場を乗り越え無人島から脱出するのだが、時の流れは彼に残酷な現実を与えることになります
そこから想像できる、失った人を待つ側の人間の葛藤や辛さ
毎日好きな人には好きだと、思っていることは素直に伝えなければと感じる後半
振り返ると前後半で全く様相が違う内容だけれど、どちらからも人生において大切だと思うことを感じるひと作