おらんだ

ジングル・オール・ザ・ウェイのおらんだのレビュー・感想・評価

3.8
運動器具会社社長のハワードはいつも息子との約束をすっぽかしてばかり。息子の機嫌をとる為にクリスマスにターボマン人形をプレゼントする事を約束するが、人形はプレミア付きで、どの店に行っても品切れ状態。ハワードは人形を求めて東奔西走する事になる。

たまごっち、遊戯王カード、キン消し、妖怪メダル…等々。今も昔もプレミアの付いたおもちゃを舐めてはいけない。それらは「おもちゃ」でありながら異常な希少価値を持ち、眼が飛び出るほどの値段で取引される。しかし、多くの大人はその事実を知る事はない。

この映画の主人公のハワードもご多分に漏れず、そんな大人の一人。「人形だろ?楽勝だぜ!」と勇んで買いに出かけたものの「どこにも売ってねーじゃねーか!」と玩具屋さんをハシゴするハメになる。そして挙げ句の果てに様々な騒動に巻き込まれる事になる。

その七転八倒、東奔西走する様が何とも面白い。あの、液体金属の化物に少しもたじろがなかった男が!光学迷彩を使う宇宙人を倒した男が!たかが子供のおもちゃに踊らされる様は何とも痛快。

ただ、この映画小さな子供と一緒に観るのはオススメしない。特にサンタの存在を信じるピュアな子供とは。サンタの存在をさり気なく否定してしまっている。

「クリスマスの朝に枕元にレゴが置いてあって、大喜びで組み立て始めるも、なんとそれがパーツの足りない不良品。慌てた母親が大急ぎで玩具屋さんに走り、事情を説明。レシートはございますか?と聞かれた母親がすぐさま財布からレシートを取り出し、新品と交換してもらった。」

そして、その一部始終を見ていた。

そんな経験を持つ子供となら一緒に観てもいいんじゃないかな。