がんびーの

戦艦ポチョムキンのがんびーののレビュー・感想・評価

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)
3.6
活動写真が映画になった瞬間に俺も立ち会ってみたかった

ある状況を記録するためだけに映像が用いられてた時代に、その記録フィルムを切って繋げてを繰り返しモンタージュを生み出した監督の発想がえぐいし、もっとやばいのはここで使われてるモンタージュが現代映画でも全然存在する(というかみんなこの作品を参考にしてる)こと。100年前か。すごいな。

パート4のオデッサ階段のところはやっぱりすごい。一つの状況を複数の視点から移すこと、フィルムの繋ぎ合わせる間隔を変えることで映画のスピード感を操作すること、あと乳母車が全然倒れなかったこと、など素晴らしい点が多い。
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