Yutaka

白い恐怖のYutakaのレビュー・感想・評価

白い恐怖(1945年製作の映画)
4.2
今まで見てきたヒッチコック作品の中でも結構好きな方だった。イングリッド・バーグマンが強く聡明な女性を演じているのに対して、グレゴリー・ペックがいつもの役回りとは違って不安定な精神分裂患者を演じているのが印象的。ダリが演出した夢のシーンは短いながらも強烈なインパクトを残した。ヒッチコックのサスペンス×ダリのシュルレアリスムは最強すぎる。朧気なモノクロームの映像とテーマが合いすぎていた。フロイトの夢分析はもうちょいちゃんとして欲しかった感はあるけど。
Yutaka

Yutaka