バンバンビガロ

白い恐怖のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

白い恐怖(1945年製作の映画)
2.9
殺人の嫌疑をかけられた記憶喪失の男と精神科医の主人公が事件の真相を追うサスペンス映画。
記憶喪失と精神分析が主要なテーマとなっているがこの映画の精神分析は現代の科学的には怪しいフロイト心理学をさらに大雑把に援用したかなり胡乱な内容であまりシリアスには見れなかった。事件の真相を夢の内容から推理するところなんかもフィクションの夢の内容なんていくらでも都合よく作れるのだから謎解きとしては反則に近い。
とはいえストーリーはそれなりにうまくまとまっているし人物描写は良かったのでつまらない映画ではないと思う。
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