Azuという名のブシェミ夫人

パリジェンヌのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

パリジェンヌ(1961年製作の映画)
4.0
か、可愛いかったぁーー♡(*´∀`*)♡
カトリーヌ・ドヌーヴが有名になったので、彼女がクローズアップされていますが、本作は4人のパリジェンヌ達を描いたオムニバス形式です。
まぁ可愛いだけのオシャレ雰囲気作品かなーとか侮っていたら大間違いで、どの作品もなかなか良く出来た脚本でとっても楽しんだ♪

一話目・・・ショーガールのエマは仕事に遅刻しそうで、既に客の乗っているタクシーに飛び乗ってしまう。
待ち構えていた店長に嘘をついたエマに、タクシーに先に乗っていた紳士が口裏を合わせてくれた。
それがキッカケで紳士と友人となるのだが・・・。

二話目・・・美容整形外科医の夫とゴルフにやってきたアントニア。
元彼にバッタリ出会うも夫婦は何とかやり過ごす。
しかし、実は元彼がアントニアの陰口を叩いていたことを夫から聞かされたアントニアは・・・。

三話目・・・彼氏と喧嘩したフランソワーズは、故郷パリの女友達に会いに行く。
友達は恋多きフランソワーズを小馬鹿にし、自分には完璧な彼ミシェルが居るのだと自慢する。
そしてフランソワーズに彼氏を紹介するのだが・・・。

四話目・・・シングルマザーの母親と恋人ルイの関係が、女学生ソフィーの恋に憧れる心を刺激する。
ルイの母親へのラブレターを拾ったソフィーは宛名が無いのを良いことに、それを使って自分を見下すクラスメイト達を驚かせようと考えて・・・。

特に一話目のエマと四話目のソフィーが好きだなぁ♡
エマはずーっと喋ってて、クルクル表情が動いて、めちゃくちゃキュート!!
最初はちょっとうるさいんだけど。笑
彼女の魅力にどんどんハマっちゃいます!
エマ役のダニー・サヴァルという女優さん、知らなかったけど他の作品も観てみたいな。
単純に笑えて楽しい話で、映画全体の掴みとしてバッチリでした!

四話目のソフィー役がまだ当時18歳のカトリーヌ・ドヌーヴ!
可愛ええーーー♡♡♡♡
大人の彼女も勿論素敵だけど、18歳のドヌーヴは初々しくって可憐でお人形みたいで最高!
ソフィーの親友の子がこれまたドヌーヴとは違った愛くるしさで、魅力的な女の子だった。
二人がクラスメイトを驚かせる為にアパートで一芝居打つシーンが可愛くて大好き♪
キャッキャッして楽しそうで、もう“女の子”という年齢では無くなった私も甘酸っぱい感覚が甦ったよ、ありがとう。笑

『可愛い』ばっかり連呼してるアホなレビューですが、モノクロなのにそういうピンク色がギュッと詰まった作品なのです。
DVD買ってよかった♡♡♡