"You believe in Jesus ?
Well, you're gonna meet him."
「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」以来絶不調のジミー・ペイジのギターに乗って、 伝説の「許さあん!」オヤジ = ポール・カージーが帰ってきた!
帰ってこなくてもいいのに!(笑)
ペイジ師匠やブロンソン翁だけの話ではなく、 60~70年代に活躍した幾多のミュージシャンや俳優が身に纏っていたオーラが急激に色褪せてしまった80年代。
誰もが道に迷ってたんだな~。
「脱走山脈」 '69
「メカニック」 '72
「狼よさらば」 '74 …
ジミー・ペイジと同じころ全盛期を迎えたマイケル・ウィナー監督の演出も、 本作と同じ1982年の「48時間」(ウォルター・ヒル)なんかと比べると、 さすがに古臭いし。
…てな訳で、 監督、 主演、 音楽のお三方がみ~んなもれなくヨレヨレなんだけど、 私はこの映画が嫌いじゃないんです。
"Get the motherfucker for me..."
前作「狼よさらば」での、 孤軍奮闘するカージーへの「粋な計らい」が記憶に残ってるオコア警部の再登場は嬉しかったし、
"What else would I be doing?"
虚無?安らぎ?狂気?
ラストのブロンソンの表情のアップが忘れられません♪
ああ、 これで監督がウォルター・ヒルで、 カージーを追うLAPDの敏腕刑事役でジェイムズ・コバーンあたりが出てたらなぁ!
2018ー163