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13日の金曜日のyunのレビュー・感想・評価

13日の金曜日(2009年製作の映画)
3.0
Reboot作品。
幼少期に夏休みになると13日の金曜日シリーズがお昼にテレビ放送されていて、なんやこれかっけぇ!と興奮しながら観たものです。
余談ですが小さい頃から親しみのあった大好きなホラー映画で、ジェイソンの顔の指輪やネックレスなどの装飾品を買い集めてる変態です。
最近テレビではやらなくなってしまい、夏の風物詩が無くなったと言うかなんとなく寂しい感じがしていました。
今週は13日の金曜日、なので久々の鑑賞。


13日の金曜日をザックリ説明すると、
初期はジェイソンのマッマが犯人。
障がい児だったジェイソンは周りからいじめられていて、キャンプ場で顔に袋をかぶせられ湖に突き落とされて死亡。子供の世界も恐ろしいね。
マッマは狂い殺人鬼に。
のちにジェイソンも殺人鬼デビューを果たし、湖に遊びにきた人間をどんどん殺戮していく。殺し方も豊富になり途中からホラー→スプラッタ映画に。
醜い顔を隠すため(諸説あり)にかぶっていたズダ袋をやめ、かの有名なホッケーマスクを手にする。これがまたしっくりきちゃったのね。
そんなこんなで色々ありジェイソンは殺される。事件は完全に解決した。と思いきや遺体安置所に運ばれた故・ジェイソン氏、まさかの目を覚まし湖へと帰宅。
しかし人間も強く、ジェイソン今度こそ本気で死亡。
しかし数年後(?)結局ジェイソンの復活祭が始まる。
本編は新しいストーリーへ。主人公がメンズから少女へとバトンタッチするが、その少女は誤って湖に沈んでいたジェイソン氏を復活させてしまう。
またまた人間に倒されたジェイソンだが、またまた復活する。
確かジェイソンは心臓が2つだとかその身体能力の高さと不死身さを感じさせる設定があったような。?
そっから、あろうことかジェイソンはキャンプ場を飛び出しN.Yへとお出かけ。いい歳だしね、ずっと湖にいたんじゃN.Yに憧れてもしょうがないよね。
豪華客船に乗り込み(チケット不所持のタダ乗り)完全に巻き込まれだが当然乗客は殺される。
そしてまた新ストーリーへ。ジェイソンの命日 ってやつ。
ジェイソンの生命能力どうなってんねんwの答えを知るために遺体が研究所に運ばれる。当然故人ジェイソンは性懲りも無く今回も復活。結局終わりがねぇなという終わり。

シリーズのあらすじはザックリこんな感じで、今回のこのリブート作品には所々シリーズの破片が散りばめられているぽい。

1番の見どころはB級ホラーに当たり前にくっついてくるエロシーン。素敵です。
どんどん死亡フラグを回収していくスタイルなので、来るか来るか!とちょびっとハラハラするけど思った通りにフラグ回収して殺戮してくれるのでそんなに怖いとかはない。強いて言うなら家の中覗いたら急にワンコがバウ!って吠えて登場してきたシーンが心臓跳ね上がったくらいかな。
殺しのパターンを色々工夫しようとしてくれてる姿勢が好感的。しかし湖でボートに乗ってる人間に弓矢か、、、男女が遊び終わって陸に上がって来るのすら待てないのかジェイソン。
人間を襲うタイミングや殺し方はあんまり魅力的ではなかったけどCGは良く出来てる。
仲間のアジア人がいい味出してた。ああいうクソバカなキャラクターはこの手の映画には必要不可欠。
主人公格もどんどん殺されていきラストに残ったのは兄と妹。妹はマッマに似てるからという理由で、殺さずに隔離されて縛り付けて生かされていた。脱出成功し生き残った2人はジェイソンと乱闘。鎖に巻きつかれ絶体絶命大ピンチのジェイソン。マッマによろしく!と刃物で胸を突かれそのままサヨナラ。。
かと思いきや、次のシーンでまさかのジェイソンの遺体を湖まで運んであげると言う、わけわかんねぇ人の良さを見せつけられる。あんたら、ブッ殺してやるって追いかけ回してきた相手やぞそいつ?
そんで遺体とマスクとペンダントを湖へ葬る。
あのままあそこで逃げればよかったものの、遺体を運び出したりなんかするから案の定、、、。
最後の最後でやっぱジェイソン死んでないよねーw乙ーwってなるのも、安堵のハッピーエンドよりかはまぁいいかと思うけど。

13日の金曜日って気になってるけどなんかいっぱいシリーズあるしどれ観ればいいのかわかんない、という人もこれは簡単に観れる。むしろこれだけでいい。
わかりやすくて単純なスプラッタホラーなのでお家でダラダラ鑑賞するのには丁度いいかと。

【登場人物のキャラ構成、アホでビッチな若者たちが森へキャンプ、どうでもいいやつから順に殺人鬼のターゲットにされる、主要人物が生き残るが結局殺人鬼は不死身。】
みんなど定番だってdisるけど、ど定番なの好きでしょ?
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