スワヒリ亭こゆう

ティファニーで朝食をのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
1.5
午前十時の映画祭。
オードリー・ヘプバーンの有名な作品ですが、初めて観ました。
トルーマン・カポーティが原作なんですね。


本作の有名なタイトル『ティファニーで朝食を』
これの意味が本作を観てて唖然としたんですけど、ニューヨークのティファニー・ショップの前でパン食うとるだけじゃん😳😳
てっきりロン・ハーマン的なカフェがあんのかなぁと思ったら外でしかもウィンドウショッピング喰いですから、ビックリしました。
『ティファニーで朝食を』ってティファニーの高級なお店で朝食を食べる様な豪華な暮らしをしてるという意味らしいです。
そういう意味なら面白いですが、馬鹿正直に受け取るのは良くないですね💦
現在はこの映画にちなんでダイニングスペースが設けられてるらしいです。
ホントに作ってどうすんだよ!とも思いますしね。


で、本作の主人公ホリー(オードリー・ヘプバーン)の役がイマイチ掴みどころがなくて全く映画に入っていけなかったです。
収監中のマフィアのボスから天気を聞いて、それを弁護士に伝えてお金を貰ってるというんです。
すぐにマフィアの使いっ走りをしてるのは分かるじゃないですか。
でも、本人は何のことやらさっぱり分からないけど、言われた通りやればお金を貰えるという感じなんです。
この時点で結構、キツイなぁと思ってたら最後まで内容も面白くなかったし、キツかった。
原作は娼婦の話なんですってね。
金持ち狙いの娼婦で金持ちに取り入ってやろうという野心がある女の子の話らしいです。

本作は世間知らずのバカ女という印象しかなくて、オードリー・ヘプバーンにも合ってないし全然ダメでした。
途中でホリーの旦那が出てくるんですけど、それもよく分からないエピソードでしたね。
ホリーのお父さんにしか見えないくらい初老のおっさんが出てきて、ヘプバーンを連れ帰ろうとするんですが、何でこんなキャスティングなんだろう?って不思議しかない。


有名な作品ではありますが、全く僕にはさっぱり良さが分からなかったです。