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ティファニーで朝食をのkenのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
4.6
NY5番街のティファニーにイエローキャブで乗り付けて、紙袋からパンとコーヒーを取り出して食べ始めるホリー(オードリー・ヘップバーン)の寂しげな佇まいから物語は始まる。

名曲ムーン・リバーがバックに流れる中、全編にわたりオードリーの魅力に溢れた作品である。彼女のファッションも自然と絵になる。オープニングシーンでの黒のカクテルドレスはジバンシィー、女性の方は着てみたいと思われた人も多いのでは。劇場でも無いのにTVモニター画面に釘付けにされた。オープニングでオードリーの虜になった観客は世界中で星の数ほどいることだろう。

スクリーンからオードリーが消えることはほぼ無かったが、彼女の妖精の様な愛らしさは永遠に変わらないと思った。本作は彼女の魅力を全ての時間で味わえるため、ファンにはたまらない作品の1つである。そして、ムーン・リバーをオードリーがギターを弾きながら歌う素敵なシーンは、決して忘れることはできない。
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