EDDIE

マーキュリー・ライジングのEDDIEのレビュー・感想・評価

マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)
3.6
自閉症の子供サイモンを演じるミコ・ヒューズが凄い。安心のブルース・ウィリス印映画。

政府の機密情報システム「マーキュリー」を解読した天才少年サイモン。彼は周囲に馴染むのが苦手だが、とんでもない集中力の高さと頭脳を持ち合わせていました。
暗号を作成したNSAのクドローの指示により暗殺を企てられるサイモンですが、彼をブルース演じるFBI捜査官のアートが守り抜くアクションドラマです。

物語に小難しい設定はありません。安全安心のブルース映画なので、彼のアクションに期待する人も普通に楽しめるでしょう。
ただし、最後のアートとサイモンの友情が証明されるシーンはちょっぴり感動。

1998年公開映画なので、サイモン演じたミコ・ヒューズくんも30歳ぐらいのいい大人になっていると思いますが、とにかく本作は彼の自閉症としか思えない見事な演技力に舌を巻くこと請け合い。素晴らしいです。
2011年公開映画を境にフィルム市場から姿を消してしまったのでしょうか。ただし、この頃の演技は色褪せません。
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