ちあ

ブルーバレンタインのちあのネタバレレビュー・内容・結末

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

愛の終わりを生々しく描いた作品。
破綻寸前のところから始まって取り返しがつかないまま終わってしまうから、どうしたってしんどい。
そのうえ出会った頃の幸せな二人の映像が混ざってくるからますますやるせない。

個人的には、ディーンはダメな男だけど妻子を大事にはしてたし、悪くなかったように思う…職場に押しかけて暴れたところを除いては。
どちらかというと、シンディのほうが避妊もしない元彼に身体を許してあんなことにさえならなければよかったのでは?と思ってしまう。
でなきゃ夢を諦めることもなく、ディーンが自分とは釣り合わないことに気付いて結婚することもなかったのでは…。

恋に落ちるのは案外簡単なのに、ずっと一緒に生きていくことのなんと難しいことか。
自分もできることなら結婚で失敗したくはない。
だから相手は慎重に選びたい。

今の自分はこういう考えだけど、恋愛や結婚を通していろいろ経験したら、この映画への感想もまた変わるんだろうな。
ちあ

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