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高校をドロップアウトしたディーン(ライアン・ゴズリング)は引っ越し業者として日銭を稼ぐなかで、偶然出くわした医学生シンディ(ミシェル・ウィリアムズ)に一目惚れする。彼女は以前付き合っていた同級生により妊娠していることが判明するが、一途なディーンはそれを受け入れ、家族となることを提案する。
5年後のある週末、ディーンの頭は禿げ上がり煙草と酒に溺れる日々。シンディは出産を経て医師の道を諦め、看護師として今は働いている。ディーンは変わらない愛情でシンディと娘に接するが、シンディの内心は既に冷め切っていた…。
甘い過去の映像と、暗澹たる現在の映像が交互に流れ、甘い過去は今や昔…と切なくなる。
恋愛にも結婚にも縁遠い私がみても面白いのだろうか（評判はいいけど）、とみる前は不安だったが、意外にも面白かった。
諸行無常感と、今はそうでないかもしれないけど「あの時は確実に幸福だった、だから生きていける」という気分が味わえる。
それにしても、監督はなぜこんな現実はきびしーぜという作品を撮ったのだろうか？離婚歴でもあるの？気になる
