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ブルーバレンタインのFのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
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ディーンとシンディがもっと早く出会えてたら違ってたのかな…、と思ってしまった。

あらすじから、ディーンとシンディの仕事と家庭に対する優先度のような所が上手くいかない要因なのかな、と思っていたら2人が出会った所から別の事情が分かり、最終的にどん底と絶頂期が織り交ざって、何とも言えない。

シンディが勤める病院からその後のシーンは、観てて辛かったです。ディーンが泣くの、観てられない…。最後の2人の主張も、育った環境がそれぞれに背景にあって、けどお互いの主張の根底は同じだからこそ、正解はないなと思いました。

個人的には、ディーンのように家庭を大切にする男性が素敵だと思っていましたが、それは“自分と同じように働いていたら”という前提であることに気付かされ、家庭を大切にする朝からお酒を飲んでそこそこにしか働かない男性であれば、「パートナーとして選ばないな…」となり、序盤にディーンが言ってた通りだと思ったのと同時に、「仕事もできて家庭も大切にできる男性いる?両立しないのでは?」と考えてしまいました。

恋愛と結婚は別物であること、結婚はゴールではなくスタートであることをこの映画から学びました。
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