しみじみと思う、良作だよなぁ。こだわりが端々に感じられて苦しい。重苦しいストーリーやテーマに真摯に取り組んでくれたのでは。決して楽しいだけの作業じゃないはず。
赤いチェックシャツとライダースジャケットが似合ってた2人が、いまは窓のない閉鎖的なラブホテルでブルーのライトに包まれてる。簡易的な式を済ませて光の中に消えてった2人だけを見てたい。次のカットが意地悪すぎる。光のひと粒ひと粒が見えるかのような、回想でのフィルム撮影も意地悪(とても良い)。
これを好んで観る人はどんな人たちなんだ、、と思いつつ深夜の2回目。