RihoKobayashi

ブルーバレンタインのRihoKobayashiのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.8
久しぶりに鑑賞したら前に観たときよりもずいぶん痛々しく、より悲しく感じた。ディーンとシンディの出会った頃のお互い愛し合っているあの日、それから今現在の冷めきったもう夫婦には戻れない日、この対照的なシーンが並行して進む。恋は盲目、これはきっと女性のためにある言葉。そして女性はずる賢い。結婚しよう、離婚しようとも自分からは言わないのだから、全て相手から言い出すように仕向ける。もちろん、朝からお酒を飲み働きもしないディーンにも非はあるけど。どっちがどれだけ悪いと決めるものではないが、夫婦の気持ち、愛がすれ違い、気付いたときには修復不可能なんてあまりにも残酷だなと。愛が生まれたと思えば、知らぬ間に終わりを迎えている。愛するって、死ぬまでその人を、家族を愛するって難しいことなのかな…
Nobody but you and me
2人だけでいい、他には誰もいらない
RihoKobayashi

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