りほこ

自転車泥棒のりほこのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
3.8
世界的に有名な映画のひとつ。

この時代のイタリア映画はどうも苦手。庶民の困窮生活、政治情勢、鬱々とした人々、
どこを切り取っても希望が見えなくて
世界はもっと明るいはずなのに。
なんのために生きるの

生活にお金が必要なのはもちろんだけど、
彼らは何のために生き続けているんだろう。
そう思ってしまう私は、現代のぬるま湯に浸るただの若者なのか。
それともこの監督自身も答えを知りたくて視聴者に問いているのか。

たかが自転車。されど自転車。
人生80年しかないもの。迷いたくない
りほこ

りほこ