第二次大戦後すぐのイタリアでほぼすべてロケ撮。
父親役も息子役も演技経験無しの素人で
チコニーニのまるでロシア人のような劇版はシーンによって具合が悪くなるくらいシンクロします。
裕福な親子と貧乏な親…
ネオレアリズモは初かな?
戦後イタリアのどうしようもない雰囲気がヒシヒシと。自転車泥棒ってそういうことか…追い詰められすぎて気の毒ではあるが…
ありきたりだがブルーノ可哀想。
パパの情けなさ。胡散臭…
このレビューはネタバレを含みます
髪を華麗にカールさせた小公子ばりの少年と背中あわせでブルーノがチーズを素手で食べているくだり、画としてわかりやすいのだけども、こういうシーンかなり苦手だなと思った。見てられへん。
子どもが連れ回さ…
皆仕事が無い貧困時代、チャリあれば仕事やるよと言われて、質屋に入れてたチャリを大事なシーツと引き換えにゲット、るんるんと調子良くチャリで仕事場へ向かったが、まさかの作業中にチャリ盗まれてぶち切れ、何…
>>続きを読む仕事がなく、やっと仕事に就いたと思ったら、商売道具の自転車が盗まれる話です。
当時の多くのイタリア市民は、このような貧しい生活をしていたのかと思うと、なんともせつないです。
なんとも言えない哀愁の漂…
【生きるための罪は罰せられるか】
第二次世界大戦後の1948年のイタリアで作られた、ヴィットリオ・デ・シーカ監督のネオレアリズモ映画の代表作。
〈あらすじ〉
失業中のアントニオは、ようやく映画の…