そらになるらむ

おしゃれ泥棒のそらになるらむのレビュー・感想・評価

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)
3.5
「まさか。あの彫刻の表情そっくりだ」

“映画だからこそ伝わる” 女優の魅力ってなんだろう。
 声色、言葉のリズム
 小さな所作、佇まい
 表情のうつろい、瞳の動き…

スチール写真じゃ伝わらないもの。

もちろん、その女優自身の魅力が一番。
でも、それをスクリーンに余すところなく引き出してくれる監督の力あってこそ。

ウィリアム・ワイラー監督と出会えたオードリー・ヘプバーンはきっと幸せ。
かの有名な“ローマの休日”だけでなく、本作でもヘプバーンのキュートさ炸裂。

「モデルは」
「祖母よ」