あ

おしゃれ泥棒のあのレビュー・感想・評価

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)
4.0
午前十時の映画祭8
字幕 金田文夫
シネスコ

オードリー月間 無事完走🏃‍♀️

念願のおしゃれ泥棒!
スクリーンで観ると衣装の細かいところや素材感もみえてすごくよかった

何よりあのテーマが劇場で聴けたのがうれしい、、、
これ音楽はJohny Williamsとクレジットされてるんだけど なんとジョン・ウィリアムズなんですよね
テーマを何度も変えて作られたスコアはきらきらしています

60年代なので ファッションも従前のオードリー映画に比べて フレアスカートなどは封印して縦長なシルエットが多い印象
かわいいオードリーというよりも歳を重ねて美しい彼女を堪能できる映画

舞台がパリなので リッツホテルや窓から眺めた風景が『昼下りの情事』と重なる部分も◎

オードリー映画にしては珍しく相手と年齢が比較的釣り合っている作品で
わたしはオードリー映画の男性ではこのピーター・オトゥール演じるシモンがチャーミングでいちばんすきです

前半はややテンポが遅いんだけど 後半からどんどん面白くなってくる
鍵を開ける技術を目の前で見てかっこいいい!となるオードリーの表情もとてもすき

ベルやブーメランのやりとり、酒飲みの警備のおじさんなど コミカルな要素もたくさんあって

60年代らしい自動車や衣装をカラーでたのしめる贅沢な作品

今回4作品連続でみて 改めてオードリーのいろいろな魅力に気づかされました
今後もぜひオードリー作品はスクリーンでなるべく観たいなぁ

来年こそ 午前十時でパリの恋人を!
あ