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おしゃれ泥棒のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

オードリー・ヘップバーンがオシャレなやり手の女泥棒なのかと思ったら、そういう話ではなかった。結局、オードリー・ヘップバーンが泥棒はする。

冒頭、赤い小さなオープンカーでオードリーが颯爽と登場するが、カッコいい。一気に非日常の世界に入り込んだ。
赤いミニカーだったり、ちょっとしか詰めることができなそうなバッグ、大きなサングラス等々、つくづくオシャレというのは実用性に乏しいよなぁと思った。でも、カッコいい。

泥棒シーンは磁石で鍵を取ったり、結構現実路線で微笑ましかった。

ウィットとユーモアに富んでいそうな台詞が非常に多い。少々辟易した。

ピーター・オトゥールがホテルの自室でオードリーに泥棒はやらない!と告げたとき、オードリーの大きな目に涙が溢れる。そして、やっぱり泥棒やるよ!とピーター・オトゥールが一転した途端、パァッと明るい笑顔になるオードリー。何てキュートなんだろうとクラクラした。

オシャレなファッションに身を包み、魅力的な笑顔や眉間に皺を寄せたり、表情豊かなオードリー、そして軽快なストーリー、楽しく鑑賞しました。
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