Shirorin

テスのShirorinのレビュー・感想・評価

テス(1979年製作の映画)
4.5
まだあどけなさの残るナスターシャ・キンスキーがとても可憐で、時折ハッとするほど美しい✨

このテスが、貧しいばかりに、また美しいばかりに、2人の男に見初められ、翻弄されるお話。

1人は金持ちアレックス。
もう1人は牧師の息子エンジェル。

アレックスは、テスの家族の面倒も見るし、家やステキな服や帽子など買い与え着飾らせ、大切にしてくれる。

エンジェルは、自分の過去は棚に上げ、テスの中身や愛を見ようともしない。過去を話したテスに対して「僕の愛した人じゃない。同じ姿をした別人さ」と言ってのける。ついさっきまでラブラブだったのに、掌を返すとはこのこと。酷過ぎる対応…。何が「エンジェル」だ…。
テスの全てを受け入れられないなんて、ちっさいオトコ!!
これだけの美人。何もない方がおかしいし、手に入るならそれくらいは受け入れてあげようよ。テスもこんなオトコのどこがいいんだろう…?

3時間と長いけれど、ナスターシャ・キンスキー、白や赤のドレス、日傘、田園風景、全てが美しいので、全然苦にならず、美しいテスの運命を見守れました。
Shirorin

Shirorin