ひらり

森の学校のひらりのレビュー・感想・評価

森の学校(2002年製作の映画)
5.0
とても素敵な心温まる作品。
以前鑑賞した"やまかし村の子どもたち"に通じるものを感じた。
何気ない日常が豊かな心を育む。森に触れ、植物、動物に触れ、のびのびと育つ子供たち。丹波山の子供たち。

ふきのとう、タンポポ、桜、かっこうが鳴く。あめんぼ、端午の節句菖蒲を屋根の上、レンゲの花、チューリップ、ユリ、さんしょうご。

山に入って虫取ったり、木登り、ゴムとび、勝手によその家のすもも食べたり、元気な男の子たちはケンカ。

沢山の生き物、草花が登場し四季を感じ懐かしく忘れていた感情がよみがえってきた。子供に観せたい。こんな時代があったんだよと。
生き物を大切にするマト、マトの兄弟、父母、祖母の家族愛。
おばあちゃんの命がお父さんにマトに繋がってく。大切な事が沢山、沢山込められていた素敵な作品。
子供の頃に体験する事は宝だな。

三浦春馬さんがやんちゃで生き生きとした眼差しで主人公マトを見事に演じてました!マトとミト可愛かった~
4月5日は春馬さんの誕生日。輝いていた春馬さん忘れません。

まさか劇場で観れるとは思ってもなかった作品。再上映してくださったことに感謝。
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