三四郎

最後の億萬長者の三四郎のレビュー・感想・評価

最後の億萬長者(1934年製作の映画)
3.0
現代の日本、アメリカ、ナチス時代のドイツ、戦時下の国、いつの時代にも当てはまる、どの国にも起こり得る事態を風刺しているのだろう。
・カジノが国家収益
・億万長者が権力を握る
・国民は中央権力に服従
・国民の体力増強のため毎日運動をさせる…これは、国家への奉仕と言っているが、健康指導により医療費を削減することが狙いであり、かつ戦争への準備とも言えよう。
・服装の規定

ルネ・クレール監督のコメディは、笑えないヒヤッとする冷たさがある。
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