本当に美しい映画。
それまでの西部劇の掟をこんなに見事に破った監督も本当に尊敬します。
パイレーツオブカリビアンなど個性的な役を演じる今のジョニーデップと違って、この映画では負のオーラ漂う神経質そうなジョニーデップが見れます。私はこっちの方が好きかもしれないです。
引用されるウィリアムブレイクの詩や、撃たれた罪のない子鹿に寄り添うシーン、どれもかけがえのないもので、素晴らしいです。
"ノーボディ"という名前も、日本語ではできそうにないユニークな使い方がされていてほんとに面白いです。
ただネイティブアメリカンに影響されまくるジョニーデップの演技がうますぎて、本当にネイティブアメリカンの血が入ってるんじゃないか?とか思ったり。